「岩盤浴で出た汗は美肌のためには洗い流さない方が良い」とは、良く言われていますね。
何故ならば、岩盤浴では汗腺から「良い汗」が出ると同時に、皮脂腺からは「良い皮脂」も十分に出ているので、これを“洗い流しては、あまりにももったいない”からです。この2つが混ざり合うことで、まるで保湿クリームを塗ったように、お肌の表面を覆う「皮脂膜」ができているのです。
このことはお肌の健康維持と美肌・アンチエイジングにとって、とても大切なことなのです。お肌の健康と美肌にとっては、自らの体内から出て来た汗は本来の天然の化粧水として「保湿性」(みずみずしさ)をもたらしてくれるものであり、天然の乳液としての皮脂からの「保油性」(潤い)のどちらもが必要で、この「皮脂膜」は、お肌の表面の必要な水分が蒸発して乾燥してしまうのを防ぎ、雑菌やウイルスからお肌を守る働きをしてくれます。
岩盤浴によって、せっかく健康的な皮脂膜が出来ていることによって、みずみずしい“プルプルの美肌”となり、お肌のアンチエイジングともなっているものを、すぐに洗い流してしまっては本当にもったいない、ということなのです。この汗はシャワーで流さなくとも、タオルで拭くだけでサラサラでキレイなお肌となり、十分にスッキリ感もあって、流さないことによる不快感は全くと言って良いほどありません。 |